こんにちはJunichiです。
このブログでは皆さんが人生を楽しく、より良く過ごすための情報やメッセージを共有出来たら良いなと思い作成しております。
その中でも読書から溢れる情報は日々の生活に良い影響を与えてくれます。
わたしが読んだ本を少しでも誰かの役に立ってくれればと思い書評とさせていただきます。
今回は小林弘幸さんの「整える習慣」をご紹介します。
コンディショニングに対する意識と具体的なノウハウ。
本書は2015年に発刊された「一流の人をつくる 整える習慣」を2021年2月に文庫本化にあたって大幅に加筆修正、再構成、改題されています。
2020年、コロナ時代に人々はどう向き合っていけば良いか…著者は本当に恐れるべきは「感染ではない」と説きます。
感染を回避する3密回避などの行動は最低限の注意は必要としてますが、やはり自分の身は自分で守る、自分のことは自分が良く知る事で改めて自分と向き合うことが体調管理、病気の予防に繋がるのではないでしょうか?
著者は自律神経の専門家としてコンディショニングの重要性を説いております。
病気に対する対応策ではなく体調を良くして予防しましょう、さらに心も身体も調子よく人生を楽しみましょうと言うことかと思います。
そんなコンディションの良い「強い自分」を作って行くための助けになる本です。
見出し ちょっとした良い意識や行動を積み重ねる
本書は私たちの生活や行動は自律神経と密接に繋がっていて、普段の行動や習慣、考え方、人間関係によって乱れた自律神経を良い意識や行動で身体の状態を整えて100%に近いパフォーマンスを発揮できるように向上させてくれます。
小見出し 身の回りを整える
物を片付けて心を安定させましょう。
あなたのカバンの中はどんな状態でしょうか?
物が乱雑に入り何があるのか一目では分からない、そんな状態だとしたらあなたの自律神経にダメージを与える要因のひとつとなりえます。
カバンの中から何かを取り出すとき、なんの苦もなく目的の物を手に取る事ができるように整理整頓をしましょう。
物を置く場所も決めておくとアレが無い!ってことにはなりにくいですね。
時間を整える
1日事の体の変化を意識する。
午前中は集中力が高まる時間帯です。この時間にアウトプットなどのクリエイティブ作業をしましょう。
昼食後2時間は単純作業をしましょう。
食後は集中力が落ちます。眠気が来たりしますよね。そんな時にアウトプット作業は向いていません。メールの返信など余り頭を使わなくて良い作業をしてみましょう。
大きな問題ほど小さく考え、ささいなほど大きく考える。
大きな問題は直ぐに解決!とは行かないし頻繁に起こるものでもないです。ゆっくり落ち着いて対処しましょう。
日常的なささいなミスほど軽く考えてはいけない。小さいストレスが山となりいつかあなたの体調を悪くする要因となってしまう。
体を整える
体のスイッチを意識する
1杯の水を飲むことで自律神経の動きが良くなり体のスイッチが入ります。
この時、ただ水を飲むのでは無く「スイッチを入れる!」という意識を持って飲んで「スイッチが入ったー!」という感じにしよう。
水を飲むという行動だけではなく自分なりのスイッチを見つけて意識的にはスイッチ入れよう!
集中力や気分が乗らない時は手足を動こしたり運動をする
集中力は長くは続かないものです。
ポモロードテクニックというのがある通り25分集中して5分休んでまた25分集中して5分休むを繰り返すテクニックですが5分休憩の時に、ボーッと休むのでは無く体を動かして血流を、良くすると良いそうです。
食を整える
朝食を食べることで時計遺伝子のスイッチを押す。
人間には時計遺伝子という体内時計の遺伝子がありそのスイッチを朝ごはんを食べる事で体が起き活動できるスイッチを入れます。
ここでもただ食べるのでは無く、よく噛んでスイッチを入れている!と意識しながら食事を、すると良いです。
食事は腹6分目
食事の量は人によりますが消化器官に負担をかけ過ぎない量が大切です。1部の器官に100のテンションを、かけないことで体の負担を少なくします。
朝食は質素
旅館の朝食を食べたことがありますでしょうか?旅館によりますがほとんどがご飯に味噌汁、焼き魚で少なく感じがしますが食べたあと何だか元気が出て良い朝食だったなぁ!いい一日の始まりを感じたと思います。
何事も程々に心に余裕を持てる食事が、大切ですね。
私は食事は朝食に限らずほぼ毎日、オートミール主食の、質素スタイルを通しております。
食事に対する心の余裕が体に良い影響を、与えてくれていると感じます。
行動パターンを整える
今夜の振り返りがスムースな明日をつくる。朝の行動を変えることで習慣を変える。
君は早起きしたり、朝の時間を充実させる事で良い習慣が身につくだろうと思い朝時間に対して頑張っていないだろうか?
確かに朝の時間は大切で良い習慣にすることは重要だ。
しかし朝の時点で自律神経が乱れていたら「何かを変える」ことは困難である。
本書では日常をリセットして翌朝を整えるには寝る前の夜を帰ることがベストアプローチとしている。
君は夜は明日は早く起きるぞ!と意気込みただ早く寝よう、リラックスしようとして横になっていただけではないか?
夜の時間を大切にする事が翌朝に繋がるという意識はあっただろうか?
朝と夜は別物だと思っていた君にはこのアプローチは是非実戦するべきだ。
寝る前30分は落ち着いた時間をつくる
君は寝る直前、寝て横になった時に落ち着けば良いと思っていなかったか?
それでは身体や脳は落ち着いて寝始める事は出来ない。
寝る30分前には心身ともに落ち着いた時間を確保しよう。
1日を振り返り、「失敗」を「成功」に上書きする
今日の行動を振り返りもっとこうすれば良かった、次回はこうしようなど振り返りを行いその行動をイメージして今日の行動に上書きしてみよう。
これを日々繰り返す事で君の行動の質が高まるだろう。
日記をつける
1日を「リセット」するために日記を書いてみよう。
ダラダラした一日だったとしても日記を書き、成功上書きをしてリセットしよう。
日々を「今を丁寧に生きる」を意識できるようになる。
「感謝」
夜の習慣として君に是非やってもらいたいのは心の中で感謝の念を唱える事だ。
「今日も1日ありがとうございました。明日もよろしくお願いいたします。」
心を込めて唱えてみよう。
気分が穏やかになっているはずだ。
深呼吸もして落ち着いて心の中で唱えれば睡眠の質も高くなり、明日の君の自律神経も整っているはずだ。
この本にはまだまだたくさんの整える習慣が詳しく書いてあります。
心を整えコンディションを整えたい。良い習慣を身につけたい。そう思っている方には是非おすすめの本です。
公共の図書館にもあるはずですので是非1度手に取り読んでみてください。